hair donation

11歳の女の子がヘアドネイションを知ったのは約2年前。

私の髪が誰かのために役に立つのならと、大切に大切に伸ばし続けてきました。

絡まる毛先は毎日オイルを塗ってケアをしてきたそうです。

重量のある髪の扱いも大変だったことでしょう。

長い間大切にしてきた髪とのお別れの寂しさや色々な思いがあったのでしょう、

切る準備段階から、時折見せる涙にもらい泣きしそうになりながら、

まずは彼女にハサミを入れてもらい、その後切り進めて行きました。

彼女のピュアな想いは切らせていただいた僕さえも幸せな気持ちになりました。

そんな彼女の想いが乗った髪の毛は誰かの為に旅立って行きました。